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19 mai 2007

藤井青銅『ラジオな日々-80's RADIO DAYS』

たぶん今まででいちばんラジオを聴いていた時期は中学生の頃で、ニッポン放送の『大入りダイヤルまだ宵の口』を欠かすことはまずなかった。メインパーソナリティは秀武改め高嶋ヒゲ武で、その後くり万太郎に交代するころから、徐々に聴取時間は深夜になっていく。
住んでいた場所のせいでニッポン放送はよく入った。TBSはちょっとノイズが多かったが、まあなんとか快適に聴こえた。土曜日の『ヤングタウン東京』を毎週楽しみにしていた。文化放送になるとかなり聴き取りにくく、夜間だとむしろ名古屋のCBCやモスクワ放送の方が感度は良好だった。谷村新司の『セイヤング』を聴くのは必死の作業だった。
正確には思い出せないけれど、ちょうどその頃が70年代なかば。著者藤井青銅がラジオドラマをきっかけに放送作家になるのが79年だから(つくり手と聴き手の関係で言うのも恐縮だが)、ぼくが卒業した頃、著者はラジオの世界に入学してきた言わば「入れ違い」ということかもしれない。70年代の終わりに大学生になって、部屋でずっとラジオを聴くことも少なくなった。
この本の舞台は80年代前半。こうして読んでみるといろんなことがあったんだなと思う。ぼくはただひたすらぼんやり過ごしていた。

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