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13 juin 2007

アドフェスト2007展

汐留アドミュージアム東京。

アドフェストがはじまって10年。その爆発的なクリエーティブがカンヌなど西欧の舞台でも評価され、いまやクリオ賞と並ぶプレカンヌの様相を呈してきた。
今年も3月タイのパタヤで開催され、その入賞作品がアド・ミュージアム東京で紹介された。
TVCMのグランプリにあたるTHE BEST OF TV LOTUSはトヨタ自動車の企業広告Humanity。これは昨年のカンヌでも高い評価を得たので多くを語る必要はないだろう。
今年際立ったのはインドのHappydent Whiteという歯を白くするガムのCM。アイデアとしてはありがちかもしれない、歯の輝きで暗闇をも照らすというもの。ゴールドを受賞した。おそらくはそのスケール感とかばかばかしさが評価されたのだろうが、ぼくは階級差別的な後味の悪さが気になった。神経質になりすぎているだろうか。
毎年突飛なアイデアで驚かせてくれるタイのCMではShera Flexy Boardという天井材がシルバー、小銭も払えるSmart PurseというショッピングカードのCM、そしてさがしものはYellow PagesでというCMが同じくシルバーだった。昨年のグランプリSmoothEも残念ながらシルバー。昨年一昨年ほどのパワーはなかったという印象だが、着実に上位入賞作品の常連になっている。
トヨタ、Happydent Whiteともうひとつのゴールドがオーストラリアの公共広告。子どもは大人を見ていて、その真似をしますよというCMでキャッチはChildren See,Children Doという恐怖訴求もの。
日本からの出品では高橋酒造の白岳15秒が12本シルバーに輝いた。15秒のシリーズはいかにも日本的だ。もうひとつソニーマーケティングのウォークマン/ネットジュークがTHE BEST OF EDITINGを獲得している。
今年は昨年のワールドカップに連動したNIKEのCMなどオーストラリアの躍進が目立ち、アジア的な広告と欧米的な広告が競い合うかたちになったように見える。アジアの広告が今後さらに世界の広告としのぎを削るためには、あまり欧米に引きずられることなくアジア独自のスタイルを突き進んでいくことが大切だと思う。

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