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29 mars 2008

金川欣二『脳がほぐれる言語学』

桜が咲いて、街は賑わっている。
選抜高校野球は横浜、常葉菊川と相次いで破れ、優勝争いは混沌としてきた。心底応援していた安房高はほんのちょっと打合せをしているあいだにサヨナラ負けで消えていた。夏がんばってほしいが、常葉菊川を破った千葉経大付属もなかなか強そうだ。
いつだったか毎日新聞に引用されていたこの本が気になっていて、読んでみた。ちょっとした辛口箴言集のような読み物でなかなかおもしろい。現代言語学の基礎を築いたのはソシュールであるとなんとなく思っていはいたが、実はそうでもないらしい。ややもすればソシュールやレヴィ=ストロース、ミシェル・フーコーあたりを読んでないとわかりにくいところもあるのかもしれないが、それでも引き合いに出される書物が多岐にわたっていて著者の読書と発想の幅広さが感じられる。まさしく脱中心、周縁、リゾームなどといった言葉が板についた現代的な学者なんだろう。脳がほぐれることはたしかだ。

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