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29 juillet 2008

井村順一『美しい言葉づかい』

今年の高校野球は記念大会とやらで出場校が例年より多い。埼玉、千葉、神奈川、愛知、大阪、兵庫の6県から2校出場するのだそうだ。というわけで上記6県は東西なり南北なりの区分けをして代表校を2校にしている。
決勝に進出した2校を第一代表、第二代表にすればいいんじゃないのっていう意見もある。ぼくもそうだ。それでも負けたチームも甲子園に行けるのはおかしいと主張する人もいて、世の中って難しいと思う。
この本は「フランス人の表現技術」という副題がついており、17世紀に現在の洗練されたフランス語の基盤ができたということを主テーマとして伝えている。サロンと呼ばれる会話を磨き、教養を育む場が盛んになり、その中から「美しい言葉づかい」が尊重されるようになり、ヴォージュラという人が『フランス語に関する注意書』という書を著した。そんな時代の話。
ヴォルテールの著書に『ルイ14世の世紀』があるが、普通の日本の市民としては、なかなか17世紀のフランスにはお目にかかれるものではない。そういった意味でこれは貴重な新書であると思う。

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