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05 juillet 2008

小川糸『食堂かたつむり』

小学校の1級上にIという者がいて、卓球だけは上手かった。
放課後や休日の校庭開放では、たいがい野球をするのだが、上級生に場所をとられ、行く当てのない下級生は体育館で卓球をする。そこには卓球だけ番長なIがいて、試合をする、というか無理やりやらされる。叩きのめされる。まともにラリーも続かず、あっけなく終わる。
そうこうするうち卓球番長も気づいたのだろう。こいつら下級生をレベルアップさせれば、放課後の卓球はもう少しましになるんじゃないかと。ある日を境にIはぼくたちにラケットの握り方、スイングの仕方、サーブの打ち方など基本を教えはじめた。素振りもさせられた。腕立て伏せをするといい、とかトレーニングのことまで伝授した。
ぼくらはIから何点かポイントを奪えるくらいには進歩した。
今にして思えば、ぼくの卓球はほぼ100%、Iから教わったものだ。

実は先週、音楽プロデューサーのM君から卓球をしようと誘われ、久しぶりにラケットを振ってきたのだ。おかげで先週はずっと筋肉痛だった。
そのM君から、おもしろかったですよとすすめられたのが小川糸の『食堂かたつむり』だ。なかなかオーガニックなお話で、結構なんじゃないでしょうか。途中までは梨木果歩の方向に行くのか、吉本ばななの方向に行くのかどっちかなと思っていたら、ややばなな方向でした。

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