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28 novembre 2008

角田光代『さがしもの』

早く週末が来ないかなあと思って日々過ごしていたせいか、あっという間に12月の足もとまでやってきてしまった。

仕事場に滑舌の悪いやつがいて、そいつのところにある日3つだけ願いを叶えてくれる神様がやって来たんだそうだ。そのときたまたまものすごく腹が減っていたので「とりーずうあいああえんくいたあす」と言ったんだと。まあ滑舌が悪いせいで神様は「え?」と聞きかえしたそうな。そこでもういちど「とりあえずうわいらあえんくいたあす」と言ってみたのだが、それでも神様は聞きとれず、さらに「え?」と聞き返す。こんどはちゃんとゆっくり大きな声で「とりあえずうまいラーメン食いたいです」と言った。と、その瞬間、そいつの目の前に見るからにうまそうなラーメンが3杯あらわれたそうな。

角田光代の『八日目の蝉』を読みたいと思って、書店に寄って帰ろうとしていいたら電車の吊り広告で新潮文庫の新刊があると知り、書店に入ったら『八日目の蝉』のことはすっかり忘れて、その新刊の文庫をさがしたが見あたらず、『おやすみ、こわい夢を見ないように』を買って帰った。その何日か後、電車の吊り広告で新潮文庫の新刊を思い出し、先日買ったのがこの『さがしもの』である。
まあ、なんていうのか、要するに本との出会いは素敵だな、という本である。

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