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19 juillet 2009

成田豊『広告と生きる』

梅雨も明け、いよいよ夏。
夏といえば、高校野球。
ではあるのだが、今年はうまいこと昼間の時間がとれず、母校の応援もままならない。組み合わせを見る限り、3~4回戦にはいけそうな気配が濃厚なのだけれど。

自民党はどうなっちゃっているんだろう。首相の低支持率、党内のごたごたが時期衆院選に甚だしい影響を与えるという。もっと楽しんでいいんじゃないか。楽しみを有権者に与えていいんじゃないか。小泉元総理の“抵抗勢力”じゃないけれど、麻生vs.反麻生を遊べば、勝ち負けは別として国民的に選挙は楽しくなるはずだ。民主になくて自民にあるのは、そういった層の厚さだけだと思うのだが。

昨年日本経済新聞に連載されていた「私の履歴書」をうっかり読みそびれていたので、九段下の千代田図書館の新刊コーナーで見かけ、我先にと借りて一気に読んだ。
1980年代後半、電通の社長は木暮剛平という人だった(ぼくの記憶の中でいちばん古い社長はこの人だ)。数年後に成田豊が社長になった。バブル経済の崩壊後、世の中もずいぶん変わったが、電通も変わった。
その後、俣木盾夫を経て現在は高嶋達佳が11代目の社長となっている。そして電通はさらなる変貌を遂げながら、世の中の変化に対応している、という印象が強い。
この本では筆者が大先輩にあたる吉田秀雄(第4代社長)の精神を引き継ぎ、広告の近代化と発展に自らを投げ打っていった成田豊の軌跡が記されているが、そのなか、随所に見られる彼の人間関係、家族への思いなどがその人物の大きさと深さを示していて興味深い。
吉田秀雄がすぐれたリーダーであったことは、彼の死後も後継者たちがその意思を受け継いだところにある。成田豊のリーダーシップもおそらくこの先何十年にわたって受け継がれていくであろう。

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