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21 septembre 2009

佐藤賢一『カペー朝』

世の中プラチナだシルバーだと連休だけは景気がよさそうだ。
ぼくの連休は今日で終わりで明日から仕事に戻る。週明けにプレゼンテーションがあって、木曜金曜の二日だけでは時間のやりくりができないのである。
この週末は本を読んで、卓球を楽しみ、墓参りに出かけ、充実した連休だった。
その本の副題に“フランス王朝史1”とある。続編があるのだろう。
この本は群雄割拠する西フランク王国の時代に台頭したユーグ・カペーから350年近くにわたってフランス王国を興隆させたカペー朝の歴史を説いている。その長きにわたる歴史を著者の怒涛のような文才をもってコンパクトにまとめた書で、もっと紙幅を問わずに語らせようものならおそらく大部の歴史物語になったであろう。むしろそのほうがありがたかったか。ある意味、歴史の教科書のように箇条書き的に時間が進行し、地図や登場人物のプロフィールなしに読み進めるのはなかなか困難な読者も多かろう。読み手の興味や知識レベルの設定がこの手の本では難しいと思った。

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