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20 mars 2010

筒井康隆『アホの壁』

スーパージェッターの時計以降はプレゼントというプレゼントははずれまくった。
当時いちばん欲しかったのはグリコアーモンドチョコレートで当たるおしゃべり九官鳥だろう。そもそもグリコアーモンドチョコレートでさえ高価なお菓子で滅多矢鱈と買ってはもらえない身分の子どもにそんなものが当たろうはずがない。明治チョコレートでもらえるゴリラも魅力的な景品だった。それと毎週少年誌で大々的にページを割かれる懸賞の数々。わが少年時代は懸賞的には不遇の時代だった。
大人になって少しは状況が変わる。
缶ビールに貼ってあるシールをはがして送る。案外当たるものなのだ、Tシャツとか。これまでの戦利品としては
サッカーのTシャツ4枚、同じくサッカーのビステ(プラクティスシャツっていうのかな)1着、JAPANのオリンピックウェア(ウォームアップシャツ)1着。あとはミネラルウォーターのキャンペーンでオリジナルの(adidas社製だが)トートバッグ。最近ではスポーツドリンクのポイントでゲットした北島康介と石川遼のイラストレーションがプリントされているスポーツタオル。
たいしたものが当たったわけではないけれど、子どもの頃よりかはましだ。
そうそう、スーパージェッターといえば筒井康隆も眉村卓、半村良、豊田有恒らと並んで脚本執筆陣に名を連ねている。今では“アホの壁”で話題の人であるが。
本書は筒井康隆流の人間論と銘打たれているが、抱腹絶倒というよりかはけっこうまともな内容だと思った。

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