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15 janvier 2011

町田忍『東京ディープ散歩』

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卓球の師匠Tさんが引越すという。
Tさんはうちの近所で酒屋を営んでいる。そのかたわら区の卓球連盟の役員をされている。世代的には荻村伊知朗と長谷川信彦の中間の世代でまさに卓球ニッポン全盛期の人である。全日本や国体の出場経験もある。根っから明るい人柄で初心者にも懇切丁寧に指導してくれる。
話を聞くと奥さんの実家が長野で幼稚園を経営していて、高齢のお義父さんの手伝いがてら同居を決めたのだと。もちろん大学時代の後輩が長野の連盟にいるので卓球の仕事も続けたいという。
Tさんにはじめて教わったのが一昨年の夏。月にいちどの一般開放日のアドバイザーとして練習を見てくれるだけなのでさほど多くの時間をかけて指導されたわけではないが、長年ラケットを振っているだけあって、ひと目で弱点を見抜いて、ポイントポイントを集中的に教えてくれる。昔話もまた楽しい(これが少々長いのだ)。
引越してしまうのは寂しいものだが、Tさんは今中学1年生のお孫さんがインターハイに出場するのを楽しみにしている(Tさんも、Tさんの娘さんもインターハイに出場している)。いずれ応援に足繁く東京に通ってくるんじゃないだろうか。そんな気もしている。
1500円の本を神保町で350円で売っていた。それも古書でもなさそう。たいした本ではないだろうと高をくくって開いてみると写真もいいし、この350円はいい!と思って買ってみた。
まだまだディープな東京はたくさんあるんだろうが、ディープ入門としてはなかなか結構な一冊である。

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