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08 janvier 2011

山本直人『電通とリクルート』

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春高バレーが東京体育館で開催されている。
昨年までは、野球でいえば選抜高校野球のような、3年生引退後の新人チームによる大会だったが、今年から3年生の最後の試合として位置付けられた。いってみれば、高校サッカー、高校ラグビー的な大会だ。
昔はバレーボールをしていたこともあって、よく観戦に行った。
30数年前、東京で強かったのは東洋、駒大高、早実、明大中野あたりで、それ以前は中大付の全盛時代もあった。中大付から全日本入りした選手が多かったことを憶えている。また東洋は学校も近かったせいもあるが、当時日体大OBの監督が赴任して突如として強くなったチームで印象深い。
久しぶりに東京体育館に足を運ぶのも悪くないなと思っていたが、年明け早々仕事が少したて込んできた。今年の東京代表は駿台学園と東亜学園だそうだが(東洋は前年度優勝校で出場)、どうなったのだろう(やはり昔ほど関心は高くない)。
タイトルからして電通とリクルートのビジネスモデル比較を論じた本だと思っていたが、期待はいいほうに裏切られた。
今日的な広告ビジネスの根源を安定成長期以降の1980年代に求め、インターネット広告時代の先鞭をつけたリクルートと既存のビジネスモデルを堅持しながら、変化に対応していく電通とを対比しながら、20世紀末広告史を興味深く展開する力作だ。歴史が近現代史ほどおもしろいのと同様、広告史も最近の話のほうが圧倒的におもしろい。
この本はぼくにとって妙にリアルでなつかしい、70~80年代を起源とする広告現代史といっていい。

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