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09 juillet 2011

多根清史『ガンダムと日本人』

Gundam_2
関東甲信越地方も今日梅雨明けしたとみられる、のだそうだ。どおりで卓球練習をしていても暑いはずだ。
こう厚くなると散歩に出かけるのも億劫になる。炎天下を歩いて、汗をかき、冷たいものを飲む。まるで「砂の器」の刑事だ。
今歩いてみたいのは、上野から鶯谷、日暮里、田端あたりの台地の縁を上中里、飛鳥山あたりまで歩くコースだ。京浜東北線、山手線はこのあたりでは山の手と下町の境目に沿って走っている。線路の西側はどこも小高い。
逆コースもいいかもしれない。飛鳥山を起点として最終ポイントが鶯谷か上野。だとすれば“しめの蕎麦”は公望荘か、蓮玉庵、池之端藪となるだろう。散歩と蕎麦の話はきりがない。
以前住んでいた町はガンダムの生まれ故郷に近かった。ガンダムのアニメーションを制作したサンライズという会社が近くにあったのだ。杉並北部から練馬にかけては東映動画や虫プロなどがあったせいかアニメーション関係の会社が少なくない。
機動戦士ガンダムはいまさら言うまでもなく、歴史をモチーフに創作された物語だ。ただそれが第二次世界大戦の枢軸国と連合国、みたいな簡単な線引きでは語りつくせぬところにその奥行きが感じられる。もちろんこと細かに検証しようという気にもなれないのだが、ちゃんとやってくれる人が世の中にはいるもので、その著書を手にとることができたのは幸運だったとしか言いようがない。
ザクは零戦だのシャアは小沢一郎だの、その大胆な飛び火の仕方もおもしろい。おそらく著者は、ガンダムさえあれば朝まで飲んで語る人なのだろう。

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