« 境治『テレビは生き残れるのか』 | Accueil | 佐々木俊尚『キュレーションの時代』 »

06 août 2011

志村ふくみ『白のままでは生きられない-志村ふくみの言葉』

Kaidan
ちょうど読む本がなくなって、朝とか深夜とかちょっと本屋行ってくる、みたいなことができないタイミングでのそっと娘の部屋に入って、なにか本あるかと訊ねる。何冊か見繕ってくれる。梨木果歩『ピスタチオ』、安野光雅『口語訳即興詩人』など。
さっと読めて重たくないやつ、とさらにぜいたくを言って絞り込み検索をかけると、じゃ、これと本棚から出したのが志村ふくみだった。
まったく予備知識なしに読んで、巻末の略歴でああ、こういう人なんだと知る。
ちょっとためになる文章と言葉の数々。

「一つの線を引く。生きる上でそれをしなくてはならない時がある」
「色に名前をつけるの愛情である」
「手によってすべての仕事は行われる。手の中に思考が宿るといってもいい」

などなど。
往き帰りの地下鉄の中で読み終わってしまったけれど、読んでいる時間以上に多くの時がそのなかを貫いている、おりかさなっている。
そんな一冊。

|

« 境治『テレビは生き残れるのか』 | Accueil | 佐々木俊尚『キュレーションの時代』 »

Commentaires

Poster un commentaire



(Ne sera pas visible avec le commentaire.)




« 境治『テレビは生き残れるのか』 | Accueil | 佐々木俊尚『キュレーションの時代』 »