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28 octobre 2011

半村良『葛飾物語』

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10数年ぶりに仙台を訪れた。
前回はただただあわただしく、どこにも出かけなかったが、今回は多少ゆとりのあるスケジュールだったので青葉城や県庁前の欅並木などを見、仙石線と仙山線に乗った。仙石線は高城町から矢本までは復旧しておらず、松島海岸から代行バスがつないでいる。松島海岸駅に着いた時にはすっかり日も暮れてしまったので石巻行きは残念ながらあきらめた。
到着した日だけ晴れて暖かかったが、翌日から雨が降ったりやんだり。仕事を終え、小雨の中、五橋から愛宕橋あたりを散策する。道幅の広い国道4号線を避けて、裏道を歩くとなかなか風情のある商店や飲食店が残っていてうれしくなる。
半村良というと『戦国自衛隊』のインパクトが強く、SF作家のイメージがある。『エイトマン』や『スーパージェッター』の脚本も手がけていたと思う。あと、清水義範の師だ。
この本はたしか、川本三郎の新聞連載で紹介されていた(はず)。たまたま行った図書館で見つけて、読んでみた。昭和18年から63年までの、葛飾区立石、四ツ木あたりの長屋に住んでいた住人たちの年代記である。東京にもこんなピュアな時代があったのだ。近所づきあいというものが生活の一部であった時代が。
仙台からの帰路は少し遠回りして、仙山線で山形に出た。仙台から山深く分け入り、長いトンネルを越えると山形だ。萬盛庵という蕎麦屋にいちど行ってみたくて、途中下車した。
地図を頼りに駅からとぼとぼ歩いて行くと萬盛庵は駐車場になっていた。

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