« 戸田覚『仕事で差がつく! エバーノート「超」整理術』 | Accueil | 北真也『クラウド「超」活用術』 »

22 novembre 2012

佐々木俊尚『仕事するのにオフィスはいらない』

Gongencho
JR大井町駅は出口が上と下にある。
一般にはどうとらえられているかわからないけれど、子どもの頃から大井町には東急大井町線との乗換改札のある上の出口と阪急百貨店とバスターミナルのある下の出口とがあり、地元の人たちは(少なくとも僕の母は)そう呼んでいた。下には阪急があり、上には商店街があった。右に行くと大井町線の線路の下が商店街になっており、左、つまりゼームス坂や仙台坂の方に向かっても商店街があった。
大井町線のガード下とその向かい側の商店街を母は権現町と呼んでいた。昔の町名で大井権現町。町の名前が変わってもその土地は昔からずっと権現町だったのだ。商店街は駅から西へなだらかに下るバス通りになっている。歩道には屋根が付いていて、子どもの頃はちょっとモダンな感じがした。坂を下りきって右に曲がると品川区役所。その先は大崎だ。左に行くと第二京浜国道。国道を渡れば荏原町、旗の台が近い。大井町線は左右の道の真ん中を、権現町から直進するように西に伸びる。
大井町線に沿うように細い道が下神明(大井町線の次の駅)に向かっている。きらびやかな権現町の商店街はここから飲食店が増え、生活臭が俄然増す。かつてこのガード下にあった魚屋で夏目雅子が買い物をしていた。もちろん映画「時代屋の女房」のワンカットとして、である。
佐々木俊尚のよさは強靭な説得力ではないかと思っている。そしてその強さは自身を律する強さであり、その強さこそがノマドというワークスタイル成功の秘訣なのだと思う。

|

« 戸田覚『仕事で差がつく! エバーノート「超」整理術』 | Accueil | 北真也『クラウド「超」活用術』 »