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23 novembre 2013

タカハシマコト『ツッコミニケーション』

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明治神宮野球大会が終わり、今年の野球も全日程終了。
この大会は高校の部と大学の部にわかれて、それぞれ今年最後の日本一を競う。高校の部は全国10地区の秋季大会優勝チームが集まり、大学の部も各地区のリーグ戦勝者、あるいは勝者同士の代表決定戦を勝ち抜いたチームでトーナメント戦を行う。高校生は夏の選手権後、1,2年生による新チームが始動する。その頂点を決める大会であり、大学生にとっては4年最後の大会となる。そういう意味合いがあるのか知らないが、高校の部は午前中、大学の部は午後に行われる。当然この時期だから16時半くらいからはじまる第4試合ともなると点灯ゲームになる。スタンドでじっと観ているのと身体が冷えきって凍えるのである。高校生の試合と大学生の試合を観ていると金属製か木製かといったバットの違い以外にも微妙にルールが異なっていることがよくわかる。高校チームの監督はのっしのっしとマウンド上に歩いていって、ピッチャーに「どうだ、まだ行けるか」などと声をかけたりできないのだ。
今大会、高校の部決勝は九州地区代表の沖縄尚学と北信越代表の日本文理の対戦だった。準決勝をともにコールド勝ちした打撃のチームである。初回、日本文理の先頭打者が初球をいきなりスタンドに運ぶ。これを皮切りに打つわ打つわ、ホームラン5本とタイムリーヒット1本で6回までに8-0。決勝戦でなければ次の回でコールド勝ちだ。その7回、沖縄尚学に3ランホームランが出て、完封負けは避けられた。と思っていた続く8回、もう1本3ランが飛び出す。相手エラーにも助けられ、1点差まで詰め寄り、さらにタイムリーが飛び出しなんと8点差をひっくり返してしまった。
ネット広告やソーシャルの時代になって、今はまさにオンタイムでコミュニケーションすることが可能になった。この本は「ボケ・ツッコミ」をキーワードにして今どきの広告手法をわかりやすく説いている。
こんなびっくりした試合は滅多に観られるものではないが、その前、5回にもびっくりしている。それは日本文理の飯塚が放ったその日2本目(今大会3本目)のホームランだ。低い弾道を描きながらぐんぐん伸びていく打球はそのままバックスクリーンの向うへ飛んで行った。飛ぶボールが使われているのか、とツッコんでみた。


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